【能登臨海実習】最終日 金沢二水高校、七尾高校と本校の3校による合同発表会を実施

 7月30日、能登臨海実習2025の締めくくりとして、課題探究発表会を実施しました。
 今年度は、本校と石川県立金沢二水高校石川県立七尾高校の3校による合同発表会となりました。この3校はいずれも金沢大学からご指導、ご支援をいただきながら海の生物探究を行っています。他県他校の生徒たちが同じ環境で探究を行い、その成果を発表し合うという全国的にも非常にまれな貴重な機会となりました。
 本校と金沢二水高校はスライドによる口頭発表、七尾高校はポスター発表を行いました。質疑応答では、同じ生物を使った生徒同士を中心に質問が出され、学校の垣根を超えた今回の企画ならではの活発な発表会となりました。
 発表後は、金沢大学の先生方や能登里海教育研究所の浦田先生から講評を頂戴し、3校の生徒たちの探究心を高く評価して頂きました。最も優れた探究、発表を行なった各校のグループには最優秀発表賞の賞状と、副賞として綺麗なサクラガイの貝殻が授与されました。本校は3Dプリンターを使ってヤドカリの貝殻選択の特徴について調べたグループが最優秀賞に選ばれました。どのグループも高い集中力で探究実験を行い、昨夜は遅くまで発表準備をしていました。その成果が十分に発揮されとても良い発表ができたと思います。今回の実習で学んだことは今後の探究活動に活かせると思います。
 能登から遠い海なし県の高校生がこの実習を行うことができるのは、金沢大学や能登里海教育研究所をはじめ多くの皆さんのご支援があってのことです。
 あらためて関わっていただいたすべての皆様に心から感謝申し上げます。